超硬合金と鋼材を結合させる技術、それがロウ付けと呼ばれるものです。超硬合金・鋼材の双方よりも融点の低いロウ材を溶かし、接着剤を使うように超硬合金・鋼材を溶かすことなく結合させることが可能なのです。この作業においては、結合面の状態を人間が目と耳というセンサーから入ってくる情報によって判断し、最適な温度・ロウ材の浸透具合などを調整しなくてはなりません。